数週間前にふとAmazonを覗いていると「タイの地獄寺」というものすごいニッチな本を見つけた。あまり地獄寺をメインにした本は見かけたことなかったのとど直球のタイトルに惹かれて注文した。
そして、たまたま日本に居た知人がチェンマイに来るとのことだったので持ってきてもらった。運が良かった。
地獄寺との出会い
私が最初に地獄寺の事を知ったのは、gigazineに紹介されていた地獄寺のレポート記事だったと思う。
その後、クレイジージャーニーなどの番組を見たりするうちに変わったスポットに行きたいと思う事が強くなっていった。
その時既にタイに住んでいたのもあったかもしれない。
タイの地獄思想
本書ではタイでの仏教思想、筆者がコレまでに訪れた83箇所の地獄寺を元にタイにおける地獄思想やそれがどのように現代の地獄寺に反映されているかという話でこれまであまり意識していなかった話なので面白かった。
また、83箇所の寺院の名称と県名、造形区分(立体、壁画、屋外、屋内など)が掲載されているがこれが個人的には一番嬉しかった。今住んでいるチェンマイにもいくつか地獄寺があることが知れたしコレだけでも購入した価値があった。
自分が行った地獄寺はまだ片手で収まる程度だけどいつかはコレくらい訪れてみたい。
早速、今週末にでもチェンマイの地獄寺に行ってみよう。
地獄寺へ行く際の注意点
本書の最後にも書かれているが地獄寺というのはあまり観光地化されていない所が多く、アクセスの悪い場所にあったりするので行く際は十分注意してもらいたい。
特に移動手段と水。行きは自力で行けても帰る頃には歩き疲れていたり暗くなっていたりそもそも移動手段が無くなっていたりするので。
無難なのはトゥクトゥクやタクシーを1、2時間チャーターして現地で待ってもらうう。私もWat Pa Lak Roiへ行った時はタクシーをチャーターした。タクシードライバーも寺院の場所が分かっておらず現地の人に聞きながらやっと着いた記憶がある。
Wat Pa Lak Roiの記事はこちら。
地獄寺にこれから訪れてみたいという人は事前に読んでおくと実際に行った時の理解度が深まりより地獄寺全体を楽しむ事ができるのではないかと思う。
せっかくの面白い本なので是非kindleでも発売して欲しい。